切通さんのブログ
を読んで、ちょっと
違和感を覚えてしまいました。
香山リカは、表では公平を装っておいて、
裏では相手に対するネガキャンをするという
卑怯なことをやっていて、
しかも卑怯なことをしている自覚があったから、
それがバレた瞬間、子供じみた言い訳をしたのです。
これを切通さんは
「香山リカが人間的に思えてきました」
というのですが、
自覚的な卑怯者が、
悪事を暴かれて狼狽する様子を
「人間的」っていいます?
あるいは小学生のような動揺が
可愛く見えたのかもしれないし、
「卑怯」も人間の持つ性質の
一つだとも言えますけど、
でも普通、「人間的」って、
もっとポジティブなことに使うものでしょう。
広辞苑にも「特に、思いやりがあること
などにいう」って書いてます。
香山リカは、自分が
漫画家のアシスタントごときと
同列に扱われるなんて、
ありえないと信じ切っている
心底からの差別主義者です。
しかも自分が差別主義者のくせに、
他人に「レイシスト」のレッテルを貼って、
社会的に抹殺してしまおうとする、
恐ろしい人間です。
そんな人が差別心を露呈させて、
「ムキー!」となった様子を、
「人間的」っていいます?
しかもそれを
「香山リカも一人の女性なのだ」って、
そりゃ女性に失礼じゃありません??
もちろん、切通さんがいいたいのは、
香山リカが自分のエゴのために
アイヌ系の人たちを利用していることに対する
批判であるというのはよくわかります。
でもだからこそ、
そこで香山リカを「人間的」だなんて
フォローとも取れるようなことを書いたら、
誤解を生みかねないと思います。
香山リカはあくまでも、
卑怯卑劣な差別主義者であり、
異論を許さないスターリニストであり、
むしろ粛清・大虐殺を行う
「非人間的」な者に近い。
香山リカからむき出しの悪意と
差別感情をぶつけられた当事者としては
そう思わざるを得ない次第です。